アナグラのshinです。
「Fire hd 8 Plus」を購入する際、本体と専用充電スタンドと『Amazon純正カバー』を同時購入したのですが、主役級の遅れ方でやっと届きました。
個人的には「Fire HD 8 Plus」の値段が11980円という事を考えると、カバーに3480円は割と高いと思うのですが『Amazon純正カバー』にしかない特徴があった事と、値段相応の価値があるのか気になった事もあり購入しましたのでレビューしていきます。
Amazon純正カバーの質感
硬く薄いプラスチックに、外側はプレミアムファブリック素材。 内側はマイクロファイバー素材を張り付けてあり、スリムな見た目でありながらも頑丈で、タブレット本体を傷つけずにしっかり守ってくれそうな質感です。
今まで新しいFireタブレットを買う度に1500円程度の物の中から様々なカバーを買ってみたのですが、質感に関しては「Amazon純正カバー」が他のカバーより優れていると感じられるポイントだと思います。
手触りも良く、手で持っていて滑りにくい感触に安定感や安心感を感じます。
Amazon純正カバーの機能性
カバーとして本体を保護するのはもちろんですが「Amazon純正カバー」には、他のカバー同様に様々な工夫がされています。
スタンドとして使える
カバーのフタ部分は斜めに切られた2つのパーツに別れた状態で、その上からプレミアムファブリック素材とマイクロファイバー素材を張り付ける事で切られた部分を繋いでいる構造です。
その構造により、フタ部分を180度開いて、斜めに切られたラインから折り曲げる事でスタンドとして機能する様になっています。
フタ部分はマグネットでしっかり本体側と固定できる事と、フタのエッジ部分が滑り止めの様な質感になっている事で、折り曲げただけでも安定したスタンドとして機能します。
角度調整にあまり自由度はないですが、普通に置いた状態の角度は専用ワイヤレス充電スタンドに置いた時とほぼ同じ角度になります。(横置き時)
キッチンや食卓など、色々な場所で“echo shwo”の様な使い方をしたり、動画を視聴したりするのに過不足ない使用感だと思います。
また、他のカバーでは本体を横にした時のみスタンド機能が使えるものが多い中で、Amazonの純正カバーは縦でもスタンドとして使えるので使い勝手が良いと思いました。
スピーカーの音が自分に向けられる
「Amazon純正カバー」購入を決めた一番のポイントで、スピーカーの音が正面に向かって流れる事です。
Fireタブレットは横位置の時、スピーカーの音が上(もしくは下)に流れるので、不満に思っていました。
カバーの多くは、ホルダー部分にスピーカ用の穴がくり抜かれているだけの物だったのですが「Amazon純正カバー」は音が正面に向けて流れる様にホルダー部分がくり抜かれているので、聴きやすくなるメリットがあります。
これで激しいトランスミュージックを直接体に浴びながら、肉体の束縛を離れて宇宙を飛び回るいつもの儀式が捗ります。
フタの開閉でスリープ解除/スリープ
フタを閉じれば本体がスリープ。 フタを開ければ本体のスリープ解除。 この機能があれば電源ボタンを押す頻度が下がりまくりですね。
個人的には無くてもいい機能ですが、あればあったで地味に嬉しい機能です。
撥水性が高い
公園の池で戯れる鴨並みに水を弾きます。
カバーに水を掛けても染み込まず弾くので、水がカバーの上で玉の様に転がります。 プレミアムファブリック素材と銘打った「プレミアム」な所がこの撥水性の高さだと思います。
タブレット本体に防水性能がないので、急に水属性の敵が現れて水を引っ掛けられてもこのカバーを付けて盾として使えばタブレット本体も自分も守られる! ???
個人的には普通のファブリック素材にして値段を下げて欲しかったなと思う所です。
重量
正月やお盆などの時に、久しぶりに親戚の甥っ子だか姪っ子を抱っこすると、重くなったなと以前との比較に成長を感じてほっこりしますよね。
それくらいのインパクトが、Fire hd 8 Plusにカバーを装着すると感じられます。 ほっこりはしません。
実際に計るとカバー単体で187gです。 本体に装着すると合計544gですから、長時間手持ちで本や漫画を読むと、期せずして手関節伸展筋群が鍛えられてしまいます。
3480円で購入すた満足感は得られるか?
今の所、純正カバーでしか得られないと感じる所は「鴨なみの撥水性」「スピーカーの音の方向を正面に向けられる」「プレミアムファブリックの質感」「デザイン」「縦置きも出来るスタンド機能」くらいだと思います。
それ以外の事は1500円程度の他のカバーでも十分な質感と性能をもっているので、差額2000円ほどの価値を感じるかと言われれば、感じないというのが正直な感想です。
2300円くらいだったら、納得していたかもしれません。
時をさかのぼれるなら、購入前の自分に「やっとAmazonの新しい8インチタブレットが出てテンションが上がってるかもしれないけど、その勢いで純正のカバーを買うと後悔します。 いつもの安いやつにしときなさい。」という矢文を膝に打ち込んでやりたい。
とは言え、見た目はカッコイイし、いつもの安いやつより丈夫な質感で『良いモノを使っている』という満足感はあるので使い続けようと思います。 ただその満足感が2000円だと思うと、なにか心の隙間に風が抜けていくような虚しさを感じるだけです。
↑↑いつもの安いやつでもよかったかなっていう気持ちがモヤになって晴れてくれない。
おわりに
僕はこのAmazonの純正カバーを買う過ちは2度目になります。
1度目は「Kindle Paperwhite」の時です。
Amazonの純正品って他の安い類似品よりちょっとだけ良いモノなんですよね。 それが買う時は何故か“すごくいいモノ”に見えてしまうんですよね馬鹿だね。
でも値段に見合ってない感じがあったとしても粗悪品ではないので、買い換えたいとも思わない。 本当は好きなのか? いや、そんなはずは無い。 だってアイツ重いし高いし…… クソっ、アイツの事が気になって結局つかい続けちまう。やっぱりアイツの事、す……k–– Amazonの純正カバーはそんなアイテムですよ。
でも7月3日現在、入荷待ちです。 なんだかんだで人気なんですね。
ここまで記事をお読み頂き、ありがとうございました。
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