今回は、スマホのバッテリー消費を抑えて、充電サイクルを遅らせる事でバッテリー寿命を延ばす方法を記事にしました。
機内モードの活用
機内モードは、スマホの電波が飛行機の機材に影響を与える事から、フライト中の安全確保の為、一時的にスマホが行う全ての通信を一括でOFFにする機能です。
スマホの通信は、『電話』『モバイルデータ通信』『Wi-Fi』『Bluetooth』『GPS』『NFC』があり、その全てをOFFにする事で、通信で消費するバッテリー消耗を抑えられる為、本来の目的以外でもバッテリーの節約を目的として活用する事が出来ます。
機内モード中に来たSNSや電話の着信などは、機内モード解除後にまとめて通知が来るので、把握する事は可能なのですが、緊急時の連絡に対して即応できない為、使いどころには注意が必要です。
一例ですが、セキュリティレベルの高い会社などに勤務している方で、オフィス内へのスマホの持ち込みが禁止されている場合は、勤務中に機内モードをONにする事で、かなりのバッテリー節約になります。
また、職場の電波状況が悪い立地にある場合、スマホは弱い電波をキャッチしようと余計に電力を消費する為、バッテリーの消耗が激しくなります。
その場合、緊急時の連絡は会社の電話に掛ける手筈になっているなら、機内モードをONにして電波が弱い事による電力の消費を防ぐ事が可能です。
これは、僕の経験に基づくものですが、以前勤めていた勤務先が電波状況が悪く、アンテナ表示が1本と0本をいったりきたりするような場所な上、オフィス内へのスマホ持ち込みが厳しく制限されていた為、出社後ロッカーに10時間ほど放置する事が多かったのですが、スリープ状態にも関わらず30%ほど消耗していた状況から、機内モードをONにして10時間放置の場合は3~5%程度に抑えられ、かなりの効果がありました。
ちなみに、機内モード中に着信があった場合、相手には電波が届かなかった時や電源が入っていない時に流れるアナウンスがされるか、留守番電話サービスに加入していれば、メッセージ受付のアナウンスが流れます。
家族や友人には、繋がりにくい時間帯がある事や、別の連絡経路などを周知しておくのも一つの手だと思います。
機内モード中でも『Wi-Fi』『Bluetooth』『GPS』『NFC』を個別にON/OFFできますので、職場や学校など自分の状況に合わせた機内モード活用法を模索してみてはいかがでしょうか。
サブ機の活用
機種変などの際に、古いスマホをキャリアの下取りに出さずに『動画視聴用』や『ゲーム用』など、バッテリーの消耗が激しい使い方を任せて、現在使っているメインのスマホの消耗を遅らせる方法です。
この方法を取る事で、メインのスマホの充電サイクルが格段に遅くなる為、バッテリーの寿命を延ばすのにかなりの効果が見込めます。
更に、サブ機を複数もつ場合は、サブ機同士でバッテリー消費を抑えられる為、メインとサブどちらのスマホも長く快適に使う事が出来るようになります。
サブ機2台を活用した事で、そろそろ使用期間が5年になるiPhone6のバッテリー状態は良好で、まだまだ利用価値が高いです。(メインスマホ1台、サブスマホ2台の構成で使用していました。)
この方法で気を付けなければならないのが、サブ機を複数台もつ事で、全く使用しないスマホが出てしまう状況です。
バッテリーは100%に近い状態ほど劣化が進みます。 そこから更に長期間放置し0%になり、それでも長期間放置すると本体そのものが故障してしまう可能性があります。
あまり使わないスマホは50%程度のバッテリー残量で電源をOFFにし、室温を維持できる場所(激しい温度変化の無い場所)に保管します。 保管中は大体二週間くらいを目安に電源をONにしてバッテリー残量をチェックし、50%程度の残量を維持すると良いですよ。
サブ機を多く持ちすぎても、持て余してしまうので、状態が良ければ売りに出して新しい機種を購入する資金に充てるのも良いと思いますよ。
まとめ
バッテリーの寿命を延ばす習慣が定着してから、一日の内に追加で充電する機会がほとんど無い為、モバイルバッテリーはお守りみたいな使い方になっています。
スマホはバッテリーさえ良好なら本体そのものは5年以上使えますので、なるべく長く便利に使い続けたいものです。 修理業者にバッテリー交換を依頼して使い続けるのも手ですが、1万円~1万5千円ほどの出費になりますので、余計な出費を抑える事にも繋がりますね。
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