モンスターハンターライズが発売されてから早4カ月が近づいてきました。(前置きを飛ばしまくる)
みなさんは快適なハンターライフを楽しんでいますでしょうか。
先日、僕のハンターさんは“HR160”を越えました。
参加要請に応じては他のハンターさんを助けたり助けられたりするのが楽しい毎日です。
このゲームを楽しめている理由。 それは僕のゲームに対する楽しみ方である「ゲームの世界に入り込む」プレイスタイルに他ならないと思います。
僕はキャラクターメイキングで女性を選択しました。
名前はyoichiです。(弓ばかり使うので…)
僕は男性なので女性キャラクターでは自分をモンハンの世界に投影してゲーム世界に入り込む事は難しいです。
そんな中、僕が最もモンハンライズの世界にシンパシーを感じた操作可能キャラは犬(ガルク)でした。
そうです。 僕はモンハンの世界で犬として、彼女のムチムチな太ももと一緒に「カムラの里」の未来を担っています。
僕の仕事は、どこにいても合図の口笛を聞いたら彼女の元へと駆けつけ、ムチムチの太ももを目的の場所へと導くのが基本業務です。
作業標準要領書にはこう書かれています。
ハンターの騎乗を確認後、落下事故防止の為、太ももの側圧が一定以上になった事を確認した後、走行を開始する事。 太もも側圧の基準は肋骨の軋む音とする。(ミシミシ)
痛くなんてありません。 ご褒美です。
肋骨が軋めば軋むほどにハンターさんとの絆を感じる所が、この業務のやりがいでもあると感じています。
時々モンスターと遭遇したりしますが、その場合は即座にモンスターの移動を促す為、攻撃を開始します。 あとは彼女の太ももだけを見ていればいいのです。
そうすれば、モンスターはほどなく移動を開始し、僕はまた太ももの側圧で軋む肋骨のご褒美を感じながら走ればいい訳です。
そんな幸せなハンターライフにも困った事が起きました。
彼女が里で活躍する事で、羽振りが良くなったのです。
彼女の生活が豊かになるのは良い事だと思っています。
でも僕にアーマーを着せるのはやめてもらってもいいですか?
僕は裸でいいんです。 アーマーが邪魔なんです。 直接接地しないと色々と危険なんです。
特に安全性に最も重要な太ももの側圧が感じられません。 これではいつ落下事故が発生してもおかしくありませんよ。
ヒヤリハット案件として訴えていますが、なんとおやつがもらえます!!(ワンっ!)
そんな訴えも空しく、しばらく経った今では狩場の地形に熟知したお陰でしょう。 僕を連れ歩く事もめっきり無くなってしまいました。
ハンターさん。 HR160 突破おめでとうございます。 僕はここで今でもあなたを乗せて狩場を走る夢を見ています。いつまでも待っています。
それでは僕が歌います。 山崎まさよしさんの曲で「僕はここにいる」
わんわんおぉぉーん––
そんな感じのドッグライフを快適にしてくれたのがHORIの『グリップコントローラー』
これさえあれば、あなたの脚質はレボリューション!!
あなたもこの世界で犬(ガルク)として暮らしてみませんか?
HORI『グリップコントローラー』の連射機能で遊ぶ
HORI『グリップコントローラー』と書くのがもう面倒くさいのでここからは『ホリグリップ』とさせて頂きます。
まず最初に『ホリグリップ』の特徴である「TURBO(連射機能)」でピンボールをプレイすれば、楽して永遠に得点を稼げるのではないかと思ったので遊んでみました。
その前に連射機能について少し説明させてください。
『ホリグリップ』のTURBO機能はコントローラーの「TURBOボタンを押しながら、連射機能をONにしたいボタンを押す」事で任意のボタンが連射性能を持つ便利な機能です。
TURBOボタンの操作を行うたびに「連射機能ON」→「連射機能AUTO」→「連射機能OFF」の順で切り替わります。(ちなみに連射機能AUTOはボタンを押さなくても自動で連射し続けるモードです)
また連射機能をONにした後、TURBOボタンを押しながらスティックを上下に倒す事で 5発/秒 → 10発/秒 → 20発/秒 のように連射速度の変更が可能です。(↑で上限方向 ↓で下限方向へ変更)
しかし現在の連射速度が秒間何発なのか知る術がないので、画面を見て、音を聞いて、体で感じて判断してください。
じゃあピンボールを“連射機能”で遊びます。
まずは5発/秒で左右のフリッパーをベコベコいわしてやりましょう。
更に、連射機能AUTOにして、僕は高みの見物です。(プレイするとは……)
きっととんでもないスコアがでる事を期待しています。(ちなみに1千万点越えたらランキングに反映されない様に電源を落とします)
結果は……
雑魚でした。 きっと連射が足りないのだと思います。 文字で表現すると、ベコベコベコベコベコベコぐらいですからね。 そりゃあ雑魚ですよ。
じゃあ次は10発/秒に設定します。 フリッパーが ベココココココココココ–– っていってます。
結果は……
何故だ! 雑魚いぞ!
すんごいベコココいわしてんだぞこちは!
では最後の勝負にでます。 20発/秒です。 ブロrororororooooooooooooooo––(あなたが出しうる最高速度の巻き舌でブロロロロって言ってみてください。 言いましたか? それの倍早いです)
恐ろしいです。 フリッパーの動きが早すぎて逆にゆっくりに見えます。
こんな勢いで弾かれたら… ボールは粉砕されてしまうんじゃあないでしょうか?(されません)
雑魚でした。
もう最初っからずっとそうですけど、フリッパーの弾く部分を狙ってボールの弾道を決められないので雑魚。
フリッパーの動きが高速で小刻みが故に、フリッパーの根本でボールがぴょこぴょこしちゃって雑魚。
ボールをぴょこぴょこさせたゆる~い勢いのまま絶妙な弾道で下に落としてくれるので雑魚。
もう雑魚。
と言う事でいかがだったでしょうか? これが『ホリグリップ』の連射機能です。
ピンボールは手動で遊んだ方が楽しい。 という事がわかりましたね。
HORI「グリップコントローラー」の“ASSIGN”機能でラクする。
正確には「ASSIGN機能」と「TURBO機能」の合わせ技でラクをします。
モンハンライズやモンスターハンターストーリーズ2でよくある素材集め。
面倒くさいので採取ポイントを通りすがりつつボタン連打で動きを止めず回収すると効率がいいですよね。
でもボタン連打が面倒くさいので、素材回収のボタンを『ホリグリップ』裏の“FRボタン”に充てて、“FRボタン”を連射にすれば押しっぱなしでラクできます。
素材回収ボタンに直接連射機能を持たせればいいのでは? とも考えましたが、普通のボタンとして使いたい時に不便なので“FRボタン”を使用しました。
「ASSIGN」の割り当て操作は簡単で『ホリグリップ』の「ASSIGNボタン」を押しながらコントローラー裏のボタンに割り当てたいボタンを押すだけです。
この操作でゲームプレイ中でも、いつでも割り当てが変更可能なので、ゲームの状況によって割り当てを変更するといったテクニカルなプレイも可能です。
ただし「ASSIGN機能」は左右のコントローラーで独立した機能となっており、左側のコントローラーでは左側に実装されたボタンのみ裏側のボタンに割り当て可能で、右側のコントローラーに左側のボタンを割り当てる事は出来ません。
それと「ASSIGN機能」を解除したい場合はASSIGNボタンを押しながらコントローラー裏のボタン(FL,FR)を押せば解除できます。
「片ホリグリップ」
グリップコントローラーはHORI製以外にも色々ありますが『ホリグリップ』の最大のメリットでもありデメリットでもある特徴は“機能が無い”事だと思います。
- ジャイロセンサー 無し
- 加速度センサー 無し
- モーションIRカメラ 無し
- プレイヤーランプ 無し
- HD振動 無し
- お知らせランプ 無し
- NFC 無し
- 本体との無線接続 無し(switch本体に装着しないと使えません)
上記のようにジョイコンでは有るはずの機能が『ホリグリップ』にはありません。
ただこれらの機能が無い事により、重量の軽さという最大のメリットを持ち、また機能が無い事がそのままデメリットにもなっていると思います。
『グリップコントローラー』の重量は153gです。 ジョイコンが100gなので、ジョイコンを装着したswitch本体を手に持った時に感じる、重量感の増加を極力抑える事が出来ます。
他社の機能盛り盛りグリップコントローラーは重量が“250g”前後なので、かなり軽いですね。
ジョイコンに実装されている数々の機能を使わなくても遊べるゲームをプレイする場合、『ホリグリップ』の形状による操作性の劇的な向上と合わせて、軽い持ち心地で携帯モードでのプレイが捗ります。
更に“軽さ”を追究するなら、片方をジョイコンにして、もう片方は『ホリグリップ』というキメラ状態でも使用が可能です。
シビアな操作性を求められるのは右側のコントローラー部分だけだから「右側だけホリグリップを装着する」といった使い方なら、携帯モード時の操作性を良くしつつ軽さも維持する事ができます。
アクションゲームだけじゃなく、シミュレーションゲームやRPGでも、使い方によってはラクできそうだなと夢(怠惰)が広がっております。
『ホリグリップ』 操作性
ここからは『ホリグリップ』の操作性についてのつまらねぇ話です。
『ホリグリップ』を3カ月以上使用してみた全体的な使用感を一言でまとめると「Proコントローラーより操作しやすい」です。
ジョイコンの様な小型で高機能な物ではないのですが、握りやすさを考慮した大き目のサイズ感は圧倒的に操作がしやすく、アクションゲームを遊ぶ事に特化した印象を感じます。
ジョイコンと比べて50gほど重いのですが『ホリグリップ』は両手の平と全ての指で、しっかりと掴む事ができるので重量増加が気になりません。
ボタン類は大きく押しやすいので、当たり前の操作が当たり前に出来る安定感があります。
左右のスティックは指を載せる部分が大きく、なだらかに窪んだ形状をしていて、親指の微妙な動きに追従しやすく、感覚を伝えやいスティックだと感じました。
プロコンと『ホリグリップ』の比較
『ホリグリップ』を買う前、アクションゲームを遊ぶ時はプロコンを使用していました。
ジョイコンの操作性では、上手く操作できない事が多かった為ですが、switchをドックにいれてモニターでプレイする事になる為、遊ぶ場所と時間が限定されるのがネックでした。
モンハンライズを購入した事をきっかけに、場所と時間を選ばずに快適にプレイしたいという目的で「ホリグリップ」を手に入れた訳ですが、今ではプロコンよりも操作がしやすいと感じています。
その理由は「スティックの高さ」にあると感じています。
『ホリグリップ』のスティックはプロコンよりも1~2㎜ほど高いようで、素早く微調するような扱い方に向いていると感じました。
モンハンでは弓を愛用しており、弓(ガンナー)はモンスターの動きに合わせて照準を素早く正確に行う必要があります。 その際の微調操作をプロコンと比べた場合、狙った所に留めやすいのは『ホリグリップ』でした。
コントローラーの大きさや形状による操作性は、手の大きさや指の長さなどで個人差が出てしまう所なのであまり参考にならない感想だと思いますが、スティック高は1~2㎜の違いで結構違いがあるなと感じました。
それと嬉しい誤算だったのですが、十字キーの使いやすさに驚きました。
プロコンの十字キーだと下を押したつもりが微妙に右方向にも力が掛かっているらしく、画面上のカーソルが右に行く操作ミスが多発してしまうのですが『ホリグリップ』の十字キーだとこの操作ミスが起こりません。 すばらしい!
+-ボタンやホームボタン、スクショボタンが押しやすくて押しにくい
ジョイコンやプロコンと比べて『ホリグリップ』の±ボタン、ホームボタン、スクショボタンは大きく出っ張っていて押しやすい形状をしていますが、プロコンに慣れていると、位置が押しにくいと感じました。
『ホリグリップ』でこれらのボタンを押そうとすると、親指がスティックに当たってしまう時がある、絶妙にムカつく位置にあります。
そうです。 僕の指が悪いのです。 あーあ、僕の指がタカアシガニみてぇに長かったらなぁー……
ホリグリップを使っていてよく遭遇する悪い所
『ホリグリップ』を3カ月以上つかっていて、かなり満足しています。
でも何も悪い所がない訳じゃありません。
何度も自分に言い聞かせているのに、何度も何度もアミーボを読み込ませようとしてしまうんですよね。
多機能より軽量である事を選んだ結果なので仕方がないのですが、アミーボを読み込ませると何か貰えるらしいとなったら、とりあえずアミーボをホリグリップに押し付けるじゃないですか?
でも画面にエラー表示が出ていた時の切なさと言ったらないですよ。 自分が情けなくなります。
そうですね。 これも僕が悪いだけなんですよ。
商品説明には最初から「使えないよ」って明記されている訳ですから。
だからこれは「ホリグリップの悪い所」ではなくて「ホリグリップを使う僕の悪い癖」でしたすいませんでした。
でも1つ言っておきます。 ジャイロセンサーを多用するヤツ。 ホリグリップを使ったら絶対にswitchを傾けちゃうよきっとね。
んでもって「あ、これジャイロ付いてねぇんだった……」ってなれ!
おわりに
モンハンライズを購入する際に、携帯モードで床に寝っ転がったり、ソファーに寝っ転がったり、布団に寝っ転がったり、色んな所で寝っ転がってプレイしたいなと思っていたので「グリップコントローラー」を購入しました。
ホリグリップを購入する前は、アクションゲームの時だけ使えればいいや、くらいに考えていたのですが、いざ使ってみるとRPGやシミュレーションなど、アクションゲーム以外でも恩恵があったので、今は付けっぱなしにしています。
そうなると、ケースに入らないんで困っているんですよね。
一応ホリグリップを付けたまま入れる事が出来る「専用ケース」が売られていますが、買うのをためらっている所です。
売られている物は中国製のケースしかないのですが、以前 中国製のケースを買ったら悪臭を放つケースが届いた経験のせいです。
レビューにも「すんげぇ臭いよ」と書いてあったんですが、たまたまそういう物に当たった人の意見だろうと思いつつ いざ購入したらマジですんげぇ臭い、という事があったんです。
そのケースは洗って日向に干しても、香水をまぶしても、何をしても強烈に臭い訳です。(タバコで燻したみたいな臭い)
最終的に匂いは取れましたが、その方法は時間です。 2年間押入に放置してやっと臭いが取れました。
今ほしいと思って悩んでいるホリグリップ専用ケースがあります。 激臭ケースと同じ見た目をしてやがります。
怖くて怖くて購入ボタンが押せません!
もう、switchむき出しでもいいか……
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
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