2020年6月4日に Nintendo Switch にて配信された『The TakeOver』は往年の人気ジャンル、ベルトスクロールアクションが好きな人にはピッタリのゲームだと思います。
「ベアナックル」や「ファイナルファイト」っぽさがあり、ラスボスは車椅子に乗って登場するんじゃないかと期待してしまうほど、現れる敵キャラクターが「ファイナルファイト」を連想させます。
ちょうど「ファイナルファイト」をプレイしたくて、カプコンの「ベルトアクション コレクション」
を買おうかどうか迷っていた所だったので、まがい物の“クソゲー”かもしれないという不安はありつつも、2000円という安さに負け『The TakeOver』を購入してしまいました。
結果的に、しばらくカプコンの「ベルトアクション コレクション」は買わなくてもいいな、と思えるほどファイナルファイトへの欲求は満たされました。(天地を喰らうⅡプレイしたいな)
The TakeOverのストーリー
ゲームの舞台となるアメリカ東海岸の大都市“スティール・ヘイヴン”は犯罪の絶えない街だそうです。
そして最近では裏道やスラムを中心に犯罪が激化し蔓延する中、統率も無く暴れ回るだけだったギャング連中が急に組織的に結集し始めた事が事態の更なる悪化に繋がります。
そんな暴力と恐怖が支配する街で暮らす主人公の一人が、警察官のイーサン・リバーズ。
彼の娘 ヴァネッサが誘拐されます。 ちなみにタイトル画面で馬乗り殴打の彼がイーサンです。
そして紅一点、イーサンの恋人で妖怪人間ベラに似ている、もしくは攻撃的なポカホンタス顔のメガン。
そして戦友と書いて“同じジムに通う友達”でしょうか? イーサン同様マッチョなコナー。
この三人の主人公がヴァネッサ救出に向かう…… といったストーリーです。
The TakeOverのキャラクター操作
『The TakeOver』の基本操作は簡単です。(switch版)
ですが、単調すぎて飽きるほどの簡単さではなく、あるていど極め甲斐がある奥深さや戦い方があり、繰り返しプレイする度に自分の上達を感じられる楽しさもあります。
基本中の基本操作
まずはプレイフィールに関係する基本的な操作を紹介します。
十字キー(左スティック)でキャラクターを上下左右斜めの8方向に動かせます。 同じ方向に素早く2回入力すると、その方向へ素早く移動します。
そして、Aボタンがパンチ。 Xボタンがキック。 Bボタンがジャンプ。 Yボタンがライフを消費する必殺技(範囲攻撃)になります。
パンチとキックはどちらか一方を連続で入力すると、コンボ攻撃から最終的にフィニッシュ攻撃で相手を吹き飛ばします。
このゲームの特徴として、フィニッシュ攻撃になるまえにパンチとキックを交互に繰り返していると、フィニッシュ攻撃で相手を吹き飛ばさずに永久に攻撃を叩き込む事ができます。
ベルトスクロールアクションでのテクニックとして、移動しながら複数の敵を一か所にまとまるように誘導し一網打尽にする方法がありますが、これを永久コンボでやると気分爽快です。
コンボ攻撃は十字キーをどの方向に入力したかでフィニッシュ攻撃が変化します。 十字キーの上を入力しながら攻撃すると敵を浮かせる事ができて、空中コンボに繋げる事が出来るといった具合です。
敵に囲まれそうになったらライフを消費する範囲攻撃(Yボタン)以外に、一人の敵を掴んで投げ、他の敵を巻き込むような逃げ方も勿論できます。
また、「SUPERゲージ」を最大まで溜めると、A+Xボタンで画面上の敵全てに大ダメージを与える派手な超必殺技(これは技なのか?)が発動します。(これが最高にスカッとします)
無敵になれる
他にも無敵になれるRAGEゲージがあります。 これを最大まで溜めると、Lスティックを押し込む事で発動し、一定時間、相手のどんな攻撃もノーダメージで全てガードする無敵状態になれます。
更に攻撃力も2倍になるので、ボス戦など強敵をゴリ押すのに便利です。
銃が使える
攻撃手段はパンチやキックだけの肉弾戦だけではなく、各キャラクターは「ハンドガン」「ショットガン」「マグナム」といった重火器を装備していて、弾さえあればZRボタンで銃を構えてAボタンで撃つ事ができます。
銃での攻撃は遠距離から安全に大ダメージを与えられるので、接近するのが危険な敵と対する時や、こちらのライフが少ない時に重宝します。
The TakeOverのプレイフィール
ここまで紹介してきた様に『The TakeOver』は往年のベルトスクロールアクションとあまり変わりない操作感なのですが、現代風の遊びやすい小さな工夫がされているだけで“遊びやすくなったファイナルファイト”といった感じでした。
単純すぎず複雑すぎない、丁度良いバランスでキャラクターを気持ちよく操作できるので、1時間ほどプレイすれば操作に慣れてゲームに集中できます。
また、ステージの途中でボーナスステージを連想させるような粋な演出があったりと飽きずにクリアまで遊べました。
各ステージは1ステージ 複数エリアの構成になっており、一度クリアすれば最初からプレイしなくても、クリアした所までなら途中からでも自由にエリア選択できる仕様なので、全クリアまで通してプレイする時間がなくても、少しずつ進めてエンディングまで行けるのは嬉しかったです。
おわりに
気分転換にサクッと短時間だけプレイできるゲームが欲しくて買ったのですが、ボタン連打で敵をタコ殴りにして憂さを晴らした後、リフレッシュした気持ちになれるので非常に満足しています。(闇)
今回『The TakeOver』をプレイした事が切っ掛けで、自分の中でベルトスクロールアクションが再評価されて、他のタイトルもプレイしてみたい気持ちになっています。
ベアナックル4が出てるらしいので、気になってしかたないですね。
ここまで記事をお読み頂き、ありがとうございました。
わたしも気になっている作品でした。
いさ12/16まで1000円になっているので、
自分用のクリスマスプレゼントに買おうと
思います(^ ^)
ベアナックル4は購入しましたが、
過去作品をリスペクトした傑作ですので、
ベルスク好きなら要チェックです!
コメントありがとうございます!
1000円ですか! なんて安さ! 羨ましいです。
ただ記事に書き忘れてしまったのですが、馬乗り殴打はできません。
ぼくはKOFでもラルフの馬乗りギャラクティカファントムをしたいがために使っていたほどの馬ノリストなんですが、The TakeOverでは馬乗り殴打がありませんでした。
ある意味タイトル詐欺ですね。 一応念のためお伝えしておきますね。 馬乗り殴打はできません。
ベアナックル4もすごく気になってます。 馬乗り殴打ができれば即買いなんですが…… うーん、欲しい。
馬ノリストでしたか(^_^;)
ベアナックル4も馬乗り殴打はできません。
ただ、格ゲーちっくのコンボ(空中も可)がかなり繋がるので、上達も実感しやすく楽しいです♪