アナグラのshinです。(こっちは今まさにセブンの冷凍庫前で買うかどうか迷ってるんだよ! 早く海老天そばを食ってレビューしろ! という方はこちら)
駅そばの「いろり庵 きらく」が好きなのですが、自宅からは遠いので気軽に食べに行けないという不満を、きっと、きっと多くの方が抱えていると思います。
目をつむったり、マッチを擦れば、そこには大好きな店内の様子が浮かびませんか?
明るく清潔感のある店内と、そこに並ぶ疲れた背中。
「O」型を真ん中から立て板で仕切った狭いカウンタ―。(店舗によると思います)
立て板の隙間に置かれた七味を取ろうとした時、一瞬及ばず向かいから伸びてきた手に取られてしまった時の「失ってから気づく大切さ」感。
かけ蕎麦に乗せられる、あとちょっとだけ足してくれないかな…… という絶妙に少ないネギの量。
なぜか「板そば」の食券を渡した時だけ、丁寧に「ありがとうございます」とお礼を言ってくれるあの店員さん。
混雑時の殺伐とした空気感の中、肩をすくめながら急いで食べる蕎麦も趣があります。
「いろり庵 きらく」っていいですよね。
まぁ、僕なんかは いろりすと としてはまだまだひよっこですが、電車を利用する際にお店があればオシャレなカフェも、有名なパン屋も素通りして蕎麦をたぐるぐらいにはイロリアンな訳です。
しかし環境が変わりお店に行く機会がほぼ無くなってしまい、野良イロリアンと化した僕がどうやって生き延びているのかと言うと……
セブンイレブンの冷凍食品「海老天そば」でかつての思い出をだましながら生きています。
セブンイレブンの冷凍食品「(ゆで)海老天そば」
「いろり庵 きらく」では海老天そばがないので、近いメニューを挙げると「かき揚げそば 420円」だと思います。
対してセブンイレブンの冷凍食品「海老天そば」は税込み386円と若干安いくらいで「いろりすと」からしたらお得感は薄いかもしれません。
しかし、セブンの「海老天そば」は割としっかりした蕎麦の食感と、割としっかりした出汁に甘めのスッキリした醤油味で、少し思い出を改ざんするだけで「いろり庵 きらく」の蕎麦を食べたい衝動を抑えられる味になっています。
例えば芸能人を見たいなと思った時に、物まね芸人のザコシショウが「はんまーかんまー」しだしたら ふざけんな! という気持ちになるかもしれませんが、ホリさんなら割と特徴を捉えているので「まぁ、これでいっか! 大体こんな感じだし」となりますよね。 そんな感じです。
自宅で「きらく」の蕎麦が食べれる(偽)と思えば、コスパ高いと思いませんか?
作り方は簡単
袋からトレーを出して、つゆの入った袋を取り出します。
あとは海老天そばのはいったトレーにラップを掛けて、500Wのレンジで3分20秒、600Wのレンジで2分50秒温めます。
その間にお湯を沸かして、器に取り分けたつゆと、320mlのお湯を注いで、温めた海老天そばを浮かべれば完成です。
海老天が2本入っています
セブンイレブンの「海老天そば」には海老天が2本入っているのですが、フカフカで大きな衣に包まれた小さな海老が予想以上に美味しいです。
つゆを吸ってフカフカになった衣をかじりながら蕎麦をすすると「たぬき蕎麦」を食べているような気分が味わえます。
また、小さいとは言っても海老は海老です。 プリッとした歯触りと海老の香りが少しだけ贅沢な気分にさせてくれる上に、2本入っているので満足感があります。
冷凍食品といえど、海老天の醍醐味である尻尾はパリパリなので「尻尾まで食べる派」の人も満足できると思います。
おわりに
正直いえば「いろり庵 きらく」に行きたいのですが、今はハードルが高いのでセブンイレブンの「海老天そば」で僕の中のイロリアンを抑えています。
でもそれで簡単に収まってしまうあたりが、まだまだひよっこいろりすとである証なのかもしれませんね。
ちなみにいろりあんとかいろりすととか言っているのは、僕だけです。
ここまで記事をお読み頂き、ありがとうございました。
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