ローソンから玉子のW主演「とろとろTAMAGOバーガー」と「まるまるTAMAGOサンド」レビュー

アナグラのshinです。(前置きを飛ばす

バーガーもサンドイッチも肉が入っていないと物足りなく感じるタイプの人間です。

サンドイッチに関して言えば、まずハムやチキンのサンドイッチをメインとして買います。 その引き立て役に玉子サンドも買っておくのはやぶさかではない、くらいの位置が玉子サンドです。

バーガーに関して言えば、何も知らされずにパッケージから取り出した玉子バーガーだけを渡されたら「僕の肉はいってないんですけど?」と挙動不審になるくらい非常識に感じると思います。

玉子好きの人がこれを読んだら、僕に生卵をぶつける為に一旦、冷凍庫で4~5時間凍らせたものを、球速MAX設定のピッチングマシーンで撃ちだして脇腹を執拗に狙うかもしれません。 もちろん撃ち終わった冷凍玉子は、解凍してみんなで美味しく頂きます。

ちょっと怖くて玉子好きの方の目を見れませんが、僕にとっての玉子は脇役なんです。(名脇役です!)

美味しいもは最後に取っておく派なのですが、ハムサンド、ツナサンド、玉子サンドがあったら真っ先に玉子サンドから食べます。 ちなみに次はツナサンドです。

別に玉子好きの人を煽っているわけじゃなくて、玉子を脇役だと思っている様な人間が、ローソンから発売された『とろとろTAMAGOバーガー』と『まるまるTAMAGOサンド』を食べたら、玉子に対する認識が変わったという過去の自分に対する懺悔みたいなものです。

だからピッチングマシーンで生卵(凍)を僕の眉間に打ち込むのを止めてもらっていいですか?

そんな名脇役みたいなイメージの玉子を主役にした、ローソンの『とろとろTAMAGOバーガー』と『まるまるTAMAGOサンド』を着の迷いで買ってみたので、そのレビューになります。

まるまるTAMAGOサンド

コンパクトなパッケージですがぎっしり詰まってます。

『まるまるTAMAGOサンド(税込320円)』です。

開封前から見た目に飛び込む丸々玉子と目が合います。

無理すればいける一口サイズの玉子サンドを…… TAMAGOサンドを思い切って頬張ると、この卵を産んでくれた親鶏のギラついた視線を痛いほど感じるくらい惜しげもなく玉子が使われているのがわかります。

頬張れば口いっぱいにTAMAGOです。

指先で摘まめるサイズ感ですが『TAMAGOサンド』1切れには、たっぷりのタマゴサラダと大き目にカットされたゆで卵が埋め込んであって、一口毎の満足感が高いです。

味も一般的な玉子サンドとは違い、塩気の効いた滑らかなタマゴサラダの奥に、ハチミツとクリームチーズのコクと甘さが感じられ、味に奥行がありワンランク上の「TAMAGOサンド」だと思います。

これを彦麻呂さんが食べたらなんて言いますかね?

  • 「原材料名にアルギン酸エステルって書いてあるよ! アルギン酸効いてるー!!」
  • 「これはまさに、玉子サンド界の3Dプリンターやー!」

このどっちかだと思うんですよね。

とろとろTAMAGOバーガー

肉が入っていないバーガーです。 肉は、入っていません。

肉の入っていないバーガー。 『とろとろTAMAGOバーガー(税込320円)』です。 地下施設での労働者に分かりやすくいうと税込3200ペリカです。

こちらはレンジで温めて調理が必要です。 このタイプのバーガーを電子レンジで温めるとパッケージがパンパンに膨らんで、いつ「ボンっ」てなるかドキドキしながら見守るのがスリリングで好きです。

出来上がった『とろとろTAMAGOバーガー』からは内臓(TAMAGO)がこぼれそうなくらい“とろとろ”です。

見た目のボリューム感は結構あります。

タンパクであっさりした味を想像しながらバーガーにかじりつくと、予想とのギャップに驚きました。

とろとろのTAMAGO、スパイシーなトマトソース、コクのあるチーズが口の中で混ざり合っうのですが、玉子料理によくある優しい味わいがありながらも、ソースのスパイス感なのか、メキシカンなテイストにも感じられるし、エスニックなテイストにも感じられる、パンチの効いた複雑な風味がします。

とろとろTAMAGOにはオニオンソテーやチャイブが入っておりTMAGO自体も風味が豊で、チーズとの相性が抜群です。

それをフワフワで歯切れの良いパンと噛みしめていると、肉が入っていない物足りなさなど微塵も感じません。

こちらも『まるまるTAMAGOサンド』同様、ただ玉子を挟んだだけのシンプルなものではなく、しっかりした作り込みを感じられるバーガーだと思います。

どうしてローソンさんは玉子を主役にしたバーガーを作ろうと考えたのでしょう?

バーガーといったら肉が入ってしかるべきだと思うのですが、TAMAGOを主役にしたのはきっとローソンさんの所にやむを得ない事情があったのだと推察します。

もしかしたら、ローソンさんちのバーガー製造部みたいな所があって、そこの新人のおっちょこちょい太郎君がミスをやらかした為ではないかと考えています。

「おい! おっちょこちょい太郎!」

「へい! なんでやんすか? 力原部長(パワハラ部長)」

「明日からベーコンエッグバーガーを製造開始する。 玉子は間に合ってるからベーコンを30トン注文しとけ」

「承知したでやんす」

次の日

「馬鹿野郎! ベーコン30トンつったのになんでベーコン30本しかねぇんだよ! このふにゃPーーー野郎が!!」

「ひぃーん! ごめんでやんす。 間違ったでやんすー」

というような事があって、玉子だけで何とか凌ぐ為に考えられた苦肉の策。 それが『とろとろTAMAGOバーガー』です。(違います)

おわりに

玉子を主役にしている事がはっきりわかる印象のパッケージをローソンで見かけた時に、際物に手を出す気分で買ってみたのですが、どちらも美味しくて今後もTAMAGO目当てにまた買いに行きたいと思えるくらい気に入りました。

美味しい物を最後にとっておく派なので、ハムサンドとTAMAGOサンド/バーガーを買ったら、ハムサンドから食べて最後にTAMAGOを食べると心に決めてるくらいです。

決して脇役なんかじゃない、TAMAGOの引き出されたポテンシャルが気になる方は、ぜひローソンに行ってみてください。

肉とは違う満足感があるかもしれませんよ。

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

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