アナグラのshinです。(前置きを飛ばす)
異世界「イターリア」の山中に転生した秋田のマタギ(東北の猟師文化)。(異世界のマタギとか言ってるもう飛ばす絶対飛ばす)
山中で襲い来る異世界の獣には、マタギの持つ「村田銃」でも傷一つ付けられない。
死を覚悟したマタギの前に突如として現れた山の女神。
女神はマタギに告げる「この山を救って下さい。 見返りとしてあなたを元の世界へと返しましょう。」
そう言って女神が村田銃に触れると、不思議なふしぎな、本当に不思議な力で「神銃トマトゥーリア」へと進化した。
マタギは元の世界(秋田)に帰る為、襲い来る凶悪な獣を次から次へと神銃トマトゥーリアでカチャトーラする。
果たして、マタギはこの山の凶悪な獣すべてを探しだし、カチャトーラできるのか。 それともカチャトーラできないのか!
・・・・「わぁぁぁ! それはきりたんp…… なんだ夢か……。」
という感じで悪夢にうなされたので、松屋の世界紀行 第2弾「カチャトーラ定食」を食べて忘れる事にしました。
「カチャトーラ」
カチャトーラはイタリア語で猟師風という意味の言葉だそうです。
2020年3月17日から販売開始された松屋の「カチャトーラ定食」は、『松屋 世界紀行』と題して始まり、今回で第2弾となるイタリア料理です。(第1弾はジョージア料理のシュクメルリ鍋定食でした。)
カチャトーラの基本は、トマトをベースに野菜や肉を蒸し煮したもので、味付けもシンプルに塩胡椒で整えるだけの簡単なイタリア料理です。
シンプルな料理だからか、本場イタリアでは地域によって使う具材や調味料にバリエーションがあるのも特徴らしいです。
そんな「カチャトーラ」を松屋テイストで身近に楽しめるのは嬉しいですね。
松屋の「カチャトーラ定食」
松屋の「カチャトーラ定食」は税込み790円。
チーズがたっぷりはいった「ダブルチーズカチャトーラ定食」は税込み830円。
どちらも3月31日午前10時まで、ご飯大盛りが無料になるキャンペーン中です。
今回は「ダブルチーズカチャトーラ定食」を持ち帰りで注文しました。
店内で食べたかった気持ちもあったのですが、よりイタリアに行った気になりたかった事と、その気分を味わう為には、店内だと人目がはばかられるので、持ち帰りを選択しました次第です。
部屋にもどると、まだフタすら開けてない状態なのに、ニンニクの香りで充満しています。(部屋がボーノ)
フタを開けると、トマトソースに赤と黄色のパプリカ、緑のズッキーニ、黒いオリーブの実とチーズの白で、イタリア料理らしい見た目です。
それぞれの具材が大きめにカットされていて、見た目からボリュームを感じますが、なかでもメインの具材である鶏のモモ肉が一番大きいのがありがたいです。 松屋フーズの本社へ向けて敬礼しときました。
まずは普通に白米と一緒に食べてみます。
トマトソースの味は酸味が控えめで、トマトの甘味や旨味を適度な塩加減が前面に押し出したような優しい味ですが、ニンニクの風味が効いているお陰で空腹に対して物足りなさを感じません。
ソースの味は大き目にカットされた具材に染み込んでいて、噛むと具材の味とソースの味が口の中で滲み出してご飯が進みます。
パプリカと鶏モモ肉をチーズで絡めて、ご飯と一緒に口へ運ぶのはとっても幸せな作業ですが、ぐっとこらえて手を止めます。
パスタにして食べたい
「世界紀行」と銘打ってあるのだから、紀行したい。
イタリアでは「カチャトーラ」をパスタで食べる事が多いとか……。 少しでも行った気になるならパスタで食べようと思います。
パスタは1.4mm(50g)のものをアルデンテに茹で上げて、ソースと具材を絡めます。
なんということでしょう。 イタリアの家庭にホームステイしたら夕食に出されそうな見た目です。
恐らく松屋さんはご飯で食べる事を想定した味付けで提供していると思うのですが、パスタでも普通に美味しいです。
飽くまで個人的な感想ですが、パスタで食べた方がしっくりくるなと思いました。
今回は1.4mmの細いパスタを使いましたが、もうちょっと太いものか、ペンネなんかも合うと思います。(ワインのみたくなる)
リゾットぽくして食べたい
「ダブルチーズカチャトーラ定食」で持ち帰りにしたのはチーズたっぷりのリゾットぽくして食べたかったからです。
店内でカチャトーラが入った鉄皿にご飯をぶちまけて、ぐちゃぐちゃに混ぜるのは見る人によっては不快に思うかもしれないと思ったので、泣く泣く持ち帰りにしました。
でも自宅ですから、人目を気にせずやっちゃいます。
残飯ではなく、誰がどう見てもリゾットが出来上がりました。
見た目に賛否はあると思いますが、味はボーノです。
ダブルチーズで注文したので、チーズの糸をたぐるあの感じもちゃんとあるくらいしっかりチーズが入っています。
ご飯に、トマトソースや鶏肉、野菜の出汁が染み込んで味わい深く、そこにチーズのまろやかなコクが追いかけてくる。 これは紛れもない「リゾット」です。 あともうイタリア(錯乱)
「カチャトーラ定食」「カチャトーラパスタ」「カチャトーラリゾット」を比べて
今回、イタリアに行ったつもりになりたかったので、普通に『カチャトーラ定食』を食べる以外に「イタリア人はこうやって食べてそう」という勝手な想像でパスタにしたり、リゾットにしたりしました。
個人的に一番好みだった食べ方はパスタです。 続いてリゾット、という感じですね。
もちろん、定食としてモモ肉を頬張って、ご飯で追いかけるのも美味しいですが、店内で食べるなら熱々のうちに、少量のご飯をチーズとソースで混ぜ合わる即席リゾットを試してみて下さい。 米とソースと具材の一体感ある味わいもなかなか良いですよ。
おわりに
松屋の世界紀行第2弾という事で、今回はイタリア料理でしたが、イタリア料理自体なじみ深い料理なので、第1弾と比べると物珍しさに欠けるかもしれませんね。(第一弾のシュクメルリが珍しかったね。)
そうはいっても、松屋テイストのイタリアンなんて中々食べられないかもしれないと思うと、発売前から楽しみで夢(悪夢)に出るほどでした。
第3弾はどこの料理でしょうね? ドイツの「フリカデレ」かな? とか予想するのも楽しいですね。
ここまで記事をお読み頂き、ありがとうございました。(@anagura05_com)
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