すき家の「お好み牛玉丼 広島Mix」は満足度高い『そばめし』だった

アナグラのshinです。(前置きをすっ飛ばす

今までの人生で、お好み焼きと牛丼のどっちを食べようかなんて迷った事はありません。

それくらい相容れないものだと思います。

カレーを食べたいと思った時に、牛丼チェーン店に足を運ぶ事はよくあります。 それはどこの牛丼チェーン店に行ってもだいたいカレーがメニューにありますから。

なんなら牛丼を食べに店に入ったつもりが、カウンター向かい側の客が食べているカレーをみて「牛丼とカレーどっち食べようかな?」なんて心が揺らぐ事が割とあります。

結局、牛丼もカレーも食べたいから「牛あいがけカレー」を注文していた、なんて事もあります。(食後ビーフカレーを食べただけの気持ちになってモヤモヤしますが)

そこへきて『お好み牛玉丼 広島Mix』です。

なんでお好み焼きと、牛丼をMixしたんでしょうか?

「牛あいがけカレー」は、古くから牛丼屋に行けば共にカレーもメニューに並んでいたからこそのメニューじゃないでしょうか?

そば屋だってうどん屋だって大体カレーがメニューにあるじゃないですか。 そうやって昔からカレーと共にあったから「カレー蕎麦」も「カレーうどん」もあるんです。

そんな風に昔からコツコツと仲を育んできた「牛丼ちゃん」と「カレ-氏」の間に、急にお好み焼きの野郎が馴れ馴れしく入ってきて「僕たち、お好み牛玉丼 広島Mixでーす」ってバカ野郎!!

カレ氏に謝れ!

牛丼も蕎麦もうどんも、長い間「カレー」と共にあったから混ざり合ってあの無理やりなマズくてウマいメニューが誕生したんです。

『お好み牛玉丼 広島Mix』の、付き合っていきなり同棲して出来ちゃったってノリはいかがなものかと思いますよ。

僕はこんなメニューは絶対に認めない。 そういう“心構え”でした。

“心構え”とかどうでもよくなるくらい超うまいんですけどね。

今は“古女房より新たな愛人”の気分です。

すき家のイカれたメニュー『お好み牛玉丼 広島Mix』

2020年9月9日からすき家に新メニューの『お好み牛玉丼(税込520円)』と『お好み牛玉丼 広島Mix(税込680円)』の2品が登場しました。

美味しいものと美味しいものを合体させたら強い! みたいな頭がおかしくなりそうなメニューだと思ったので、早速すき家に行ってきました。

2品は食べきれないと思ったので、よりやりすぎている方(お好み牛玉丼 広島Mix)を選びました。

焼きそば丼……

持ち帰りで注文したのですが、黒くて横長の包材に入っている事とソースの匂いのせいで、外観が「ソース焼きそば」に見えます。

キャベツが良い感じにご飯をカムフラージュ

フタを開けてもやっぱり「ソース焼きそば」に見えます。

一口目は毒見で“焼きそば”と“牛肉”だけを食べてみます。

牛めしの肉と焼きそばを一緒に食べるのは初めてです。

ソース味の焼きそばと醤油ベースの甘い牛肉が合わさって、頭に浮かんだのは丸亀製麺に置いてある「だしソース」で作った焼きそばを食べている感じ。 不味くない。 というかウマいです。

二口目はご飯と一緒に食べてみて確信しました。 ソース焼きそばとご飯を一緒に食べているという事は「だし(牛)ソースのそばめし」として食え! というすき家から提案なんだと。(勝手に言っているだけです。 好きに食べて下さい)

それに気づいたら、全部ぐっちゃぐちゃに混ぜるしかない(義務感)と思いました。

この後、混ぜた状態の画像を掲載します。

畑の良質な土の上でミミズ君が元気! みたいな見た目になっていますので、綺麗なものだけ見て暮らしたいという方はここで読むのをお控えください。

読み進めても、あなたの美的感覚に傷を負わせてまで読むような記事ではありません。

下に、一旦きれいなお花の画像を貼りますが、そこを越えるとフードパンクな画像です。 食べ物に対してマックスアナーキーな人だけお進みください。

自然って素晴らしいですね。
視覚的、緩衝材に使われる綺麗な花の画像をお楽しみください。
caution

ここまで進んだ人は、花なんてちぎっては捨てる、ガソリン撒いて燃やす、くらいパンキッシュな人だと思いますので、安心して画像を掲載できます。

美味しそうですね。

一旦、生卵、鰹節、青のり、紅ショウガを加えて「お好み牛玉丼 広島Mix」として完成させ、整っていたものを、一生懸命徹底的に耕したので、全てが混ざり合って味の馴染みはマックスアナーキーです。

クトゥルフ神話も真っ青

美味しそうでしょう?

だしソース風のそばめしには、牛丼の肉が入っているお陰でボリューム感が増しています。 そこに生卵のまろやかさが加わっているのですが、ここまで来ると「そんな優しさいらねーぜ」という気分になっていたので、パンチが欲しくて紅ショウガを3袋ブーストしました。

このしっかり耕した『お好み牛玉丼 広島Mix』に多めの紅ショウガが抜群に合います。 広島感なんて微塵も感じないほどです。

「そばめし牛玉丼 無法地帯MAX」は普通のそばめしの上位互換だと思います。 一口食べる毎に焼きそば、牛肉、紅ショウガ、そして忘れてはならないシャキシャキのキャベツが口の中でかわるがわる現れては消えてゆく、クセになりそうなメニューでした。

お腹が空いたらまたキメようかな? そんな中毒性を感じた「そばめし牛玉丼 無法地帯MAX」でした。

おわりに

『お好み牛玉丼 広島Mix』です。

食べる前は、もっとお好み焼きのテイストがある具材が乗っていると勝手に想像していたので、お好み焼きとご飯を一緒に食べた事がない自分が受け入れられるものなのか、未知の経験に対するワクワク感をもっていました。

実際に食べてみたら、美味しく馴染みのある“そばめし”っぽさに少し拍子抜けはしましたが、販売期間が終わる前に食べに行かなきゃと思えるくらいには美味しかったです。

ただ『お好み牛玉丼 広島Mix』にはソース焼きそばが入っているから出来た「そばめし牛玉丼 無法地帯MAX」です。 「お好み牛玉丼」だと物足りなくなるのか、それとも別の美味しさなのか……

耕して食べてみたい。 気になります。

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

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