アナグラのshinです。
はちみーはちみーはっちっみー
「吉野家の牛丼にハチミツかけると美味い」
そんな話がラジオから流れてきました。
ハチミツを掛けると言ったらトーストかBLでお互い掛け合ってなめ合ってるかくらいですよね。
なんとなくラジオを聴いていたので、幻聴だったのかもしれませんが、僕の気が確かなら確実に多分恐らく一応そう言っていたと思います。
リスナーの投稿から「牛丼にハチミツを掛けると美味しい」との事実を知ったパーソナリティが実際に食べ「上品な味になる」「店のカウンターにハチミツを常備してほしい」といった発言をしていました。
本当に美味しいのでしょうか? 確かに牛丼を作る過程でハチミツを使う事はあります。
しかし、ラジオで聴いた話の流れでは、出来合いの牛丼にはちみつを掛けるというものでした。
投稿者がクマのPさんである可能性を考慮すれば、納得して聴き流せる内容です。
しかし人間のラジオパーソナリティが食べて「美味しい」と言うなら話は別です。
パーソナリティの感想が投稿者に対する忖度の結果なのか、本当に美味しいのか、実際に確認する事にしました。
吉野家の牛丼を使います。
検証には『「牛丼といったら吉野家」と考える人は少なくない』と考える人が少なくないであろう吉野家の牛丼を使う事にしました。
ハチミツはパッケージの蜂がアブにみえなくもない、レンゲ印の「純正ハチミツ」を使用します。
しかし、ハチミツと牛丼を目の前に一つの疑問が浮かび上がりました。
「一体どれくらいハチミツを掛けるのが適量なんだろう?」
確かラジオのパーソナリティは「私はハチミツが好きなのでたくさん掛けた」と言っていたはずです。
そうなってくると、パーソナリティがクマPである可能性も浮上してきます。
ハチミツを掛ける量
ハチミツは少し掛けては味見をし、ハチミツ濃度をどんどん高めていこうと思います。
ちょい照りレベル(ハチミツ 小さじ1杯程度)
最初は小さじ1杯程度を掛け、肉にほんのりと照りが付く程度です。
この段階では牛丼の風味が勝っていて、微かにハチミツでコクが足されたかな? といった風味です。
この程度なら、ハチミツを用意する手間を考えると、無くても良いレベルです。
蜂が蜜を奪い返しにくるレベル(更に小さじ1杯程度追加)
ちょい照りレベルから更に小さじ1杯程度ハチミツを追加し、牛肉がうっすらハチミツを纏った感じの状態です。
さすがにここまでハチミツを掛けると、牛肉の味とハチミツの味が両方押し寄せてくる風味ですが、甘めの牛丼といった感じで、個人的には悪くないとは思います。
しかし、パーソナリティが言っていた「店のカウンターにハチミツを常備しとけ」と言わせたほどのインパクトある美味しさは感じませんでした。
もしかしたら、投稿者もパーソナリティも熊だった可能性もあります。
なぜなら、これ以上ハチミツを足しても、美味しくなる気がしなかったからです。
投稿者もパーソナリティも熊だったなら、ハチミツは掛けるほど美味しいと感じたかもしれません。 パーソナリティは「沢山かけた」と言っていたので、「つゆだく」ならぬ「ミツだく」にしていたかもしれない。
そう考えると、牛丼の向こう側に到達するには更にハチミツを掛けて確かめるしか術はないのです。
そしてその先に行きつくのが残ぱn…… 至高の牛丼なら、投稿者もパーソナリティも人間だった事が証明されます。 その逆なら熊です。
牛肉ベッタベタ食中植物レベル
ちまちまハチミツを足しているのがだるくなったので、ハチミツを直接まわしかけました。 僕は琥珀に輝くハチミツの糸がしたたり落ちる様をただ見ていました。
どれくらい掛けたか記憶がありませんが、牛肉に蜂が止まったが最後、二度と飛び立てなくなるくらいにはハチミツでベタベタの状態です。
食べてみると、ハッキリとしたハチミツの甘さの後に噛めば噛むほど牛肉の旨味が味を上書きしていく感じです。
分かりやすく近い食べ物で例えると、メイプル風シロップが染みたパンケーキでソーセージを食べる「マックグリドル」の様な趣です。
くやしい「ちょっと美味しいかも」と思っている自分がいます。
牛丼チェーンでたまに牛肉が煮詰まりぎみのしょっぱい牛丼を出される時がありますが、そんな時にカウンターにハチミツが置いてあったら掛けて甘辛牛丼にするかもしれない。
更に七味を掛けると完成度が上がり、難なく完食してしまいました。
これが牛丼の向こう側なのでしょうか? 「つゆだくだと更に美味いかも」とかハチミツ牛丼に懐柔されるしまつ。
もしかしたら、僕が熊なのかもしれません。
一体誰が熊なのか、次にそれを確かめるのは、あなたです!
まとめ
僕は酢豚やハワイアンバーガーのような塩気のある食べ物に甘いパイナップルが入っていても美味しく食べれるタイプの人間です。
塩味と甘味が混在していても抵抗の無い方なら、美味しく食べれると思いますが、ラジオのパーソナリティほどの熱量でおすすめする味ではないな、というのが正直な感想です。
手早く食事を済ませるのに牛丼チェーンに足しげく通っていて飽きを感じているなら、カウンターでおもむろにハチミツを取り出して他の客をビビらせるには良いと思いますよ。
ここまで記事をお読み頂き、ありがとうございました。
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