【ボリューム】松のやの「ごちそうハンバーグ定食」はメンチカツよりかハンバーグよりか?

2019年12月18日より松のやから「ごちそうハンバーグ定食」が販売されています。

これを友人、知人に伝えると、帰ってくる答えはほぼ「それメンチカツじゃない?」です。

でもちょっとまつのや。

僕らは、メンチカツを食べた時にハンバーグを感じるだろうか?

逆にハンバーグを食べた時にメンチカツを感じるだろうか?

どっちを食べても一緒だよ、という方は食に関して幸せですが、おそらく大半の方は違いを感じると思います。

ハンバーグもメンチカツも材料はほぼ一緒なのですが、調理方法や工夫の仕方に違いがあり、それがハンバーグ感とメンチカツ感の差を出しています。

僕が板前をしていた頃(いつもの様にふざけはじめた訳じゃないです。本当です)まかいないで初めてハンバーグを作た時の事です。

違いも分からずに適当に作った物が、メンチカツを作る手法だった為、従業員から「衣の付いてない焼きメンチ」と言われた経験があり、調理方法一つでこんなに変わるものかと改めて気づかされたのはいい思い出です。

更に昔話をすると「松屋」で働いていた経験から、松屋フーズのグループ店舗である『松のや』で使われるハンバーグについても少し知る所があり(守秘義務があるので詳細は控えます)ハンバーグを揚げる調理方法が、どれほどハンバーグ感やメンチカツ感のバランスに影響するのか気になったので記事にしてみました。

松のやの「ごちそうハンバーグ定食」

ごっついのが入ってますね。

今回は、試したい事があったので持ち帰りを注文しましたが、店内で食べる時にはライス・みそ汁・ミニサラダ、が付いて750円です。

更に12月25日午後3時までライス大盛りが無料です。

包材越しに見えてはいましたが、フタを開けるとデカさに驚きますね。

松のやのカツは厚めでザクザクとした食感の衣が特徴的ですが、それを纏ったハンバーグに加えて、たっぷりのマッシュルームソースが掛かっていて見た目のボリューム感が半端じゃないよ。

食べてみると、ソースを吸った衣と肉汁たっぷりの合挽肉がフカフカの食感とともに混ざり合います。(持ち帰りのせいかもしれませんが、衣のサクサク感は皆無でした。)

このマッシュルームソースの味が、塩と胡椒の風味が真っ先に飛び込んでくる肉の味に「デミグラスソースを掛けたハンバーグ」の演出をしていると感じますね。

と言うのも、衣の中の肉だけを食べてみると、塩と胡椒の風味が強く、ラードで揚げてある為か若干ブタ肉のメンチカツ感があります。

しかし、ハンバーグをおいしく作る工夫として「クミンやナツメグ」といった香辛料を入れる店や商品が多いのですが、松のやのハンバーグにもその風味が残る特長があり、ソースとの合わせ技で、最終的にハンバーグの余韻を残す、トリックスターなハンバーグだと感じた次第です。

バランスとしては、ハンバーグ感6に対してメンチカツ感4 といった印象を受けました。

この味とボリュームが、ご飯を侵略すること火の如くですよ。 ご飯大盛りを強くおすすめします。

しかしちょっとまつのや!(2回目) これでまだ終わりでは無いです。

ハンバーグならハンバーガーにして食べてみたくなりますよね? わかります!

ハンバーガーにしたくなりました。

「終わりよければハンバーグ」「着地点はハンバーグ」「ハンバーグ先輩に育てられたメンチカツ」「ハンバーグの綱渡り 踏み外したらメンチカツ」などの異名を授けたい松のやの『ごちそうハンバーグ定食』ですが、なんだかんだでハンバーグなので、ハンバーガー好きの僕は衝動が抑えられませんでした。

テンション上がりました。

「マッシュルームソースとチェダーチーズのトマトハンバーガー」にして食べてみました。

肉もソースも美味しいので、パンとの相性も抜群で、ちゃんとハンバーガーになりました。 雰囲気出すためにフライドポテトも揚げてノリノリで食べましたが、ハッキリって食べすぎました。

ソースとチェダーチーズの味が合わさってコクがありながらも、トマトの果汁でさっぱりと食べれたのが印象深かったです。

ハンバーガーにするために『ごちそうハンバーグ』の1/3を使ったのですが、残りの2/3でもご飯大盛りいけちゃうくらいな上に「ハンバーガーセット」にしたおかげで、食欲を暴走させるしか完食する道がないほどの量になってしまいました。

もうちょっとまつのや!(三回目)

メンチカツって言う人が多いのでメンチカツに『ごちそうハンバーグ』のソースかけたくなるのが人情ってものでしょう? 後生だから見て行って下さい。

マッシュルームソースをメンチカツに掛けてみた

スーパーのメンチ

食べすぎだと言う事は、自分が一番よく分かっています。

でも、試してみたいじゃないですか! なんだかんだで「メンチカツ」にこのソース掛けたらハンバーグ感でるんじゃないの? って気になるじゃないですか。

金色の稲穂

【やってみました。 やってみましたが、ソースを全体にまぶすという品の無い使い方をしてしまい、泥団子を雨の日に放置したみたいな見るに堪えない画となってしまった為、癒しの画像「金色の稲穂」に差し替えさせて頂きました事を深くお詫び申し上げます。】

食べた結果は、デミグラスソースを掛けたメンチカツでした。 そして胃薬でも飲んでおけばよかったと後悔しています。(美味いですが、メンチカツです。 やらなくてもよかったなぁ……)

やはり、絶妙なバランスでハンバーグしてるな『ごちそうハンバーグ定食』は! と感心させられますね。

まとめ

こんな奇をてらったメニューはなかなか無い上に、飯泥棒級にご飯が進む味なので、ワンパクでもいいからたくましく育ちたい方は、満足できるボリュームですよ。

おろしソースもある様なので、今度はそっちも食べてみたいなと思える『ごちそうハンバーグ定食』でした。

ここまで記事をお読み頂き、ありがとうございました。

こちらの記事はおすすめしずらい記事ですけど……。 みます?

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