みなさん「マリトッツォ」って知ってました?
僕は知りませんでした。
けっこう有名なお菓子みたいなんですけど、普通に暮らしてるのに全然しらなかったんですよ。
僕の周りだけ時空がゆがんでるんですかね?
だから初めてセブンイレブンで見かけた時は今年で1番の衝撃でした。
セブンイレブンの『オレンジピール&ベリーソース仕立て マリトッツォ』
↑↑↑初めてセブンで見た時↑↑↑みたいに見えたので、衝撃を受けた訳です。
通りすがり目端に映っただけなのに「え… いま頭悪そうなパンが見えたんだけど」って後戻りして二度見しましたからね。
ちなみに実際には↓↓↓こうです。
並べるとこうです。↓↓↓
値段いくらだったかなと思ってセブンの公式ページ見たら(税込み248.40円)と表記されていて「あれー? 二万四千八百四十円もしたかな? 時空ゆがんでる?」とか思ったんですけど……
最近は1円以下まで表記するんですね。
まずはクリームだけ食べてみました。
これだけクリームを挟んであると、スプーンでごっそり取って食べても、まだまだクリームが控えてる感じが寂しくなくて良いですね。
クリームは滑らかで丁度いい甘さだなと思ったのですが、クリームの中に散りばめられたオレンジピールのさわやかさがアクセントになって全部食べ終わる頃でもしつこさはあまり感じませんでした。
オレンジピールは苦みがなく柔らかで、クリームの口当たりを邪魔しない程度の量です。
また、クリームの中心部分にはストロベリーソースが入っていて、こちらはオレンジピールよりほんのり酸味の効いた爽やかさがあり、アクセントに緩急がついて、沢山のクリームを最後まで飽きずに食べれる工夫がされているなと感じました。(ごめんなさい。写真とるまえに全部たべちゃいました)
パン(ブリオッシュ)部分ですか? 密度が低くて軽いパッサパサの、もう本当にパッサパサのパンです。
「これは正に、パンの骨粗しょう症やー!」って彦摩呂さんなら言う。(クリームを引き立てる為の添え物として引き立て役に回っている印象です)
それと、やっぱりそう来るか! って話なんですけど……
コーヒーにすげぇ合います。
クリーム系のスイーツってコーヒーでやるとウィンナーコーヒーの感じ出て美味しいじゃないですか。
セブンイレブンの『マトリッツォ』もクリームぎっしり抱え込んでいるので、それをスプーンで口に頬張ったら、甘さの余韻をコーヒーで楽しみながら次のクリームを口に運ぶ無限ループをキメられるんですよ。( つ紅茶 )
でも24840円かぁ……
高いなぁ。
って思ってたらお値打ち「マリトッツォ」見つけました。
ヤマザキの「マリトッツォ」
やったぜ! 僕らのヤマザキ!!
また値段確認しないで全部たべちゃった。 多分150円くらいです。(すいませんガッツいちゃいました)
見た目はちゃんとマリトッツォマリトッツォしてますね。
食べてみると、クリームはセブンの『マリトッツォ』よりもモッタリとした固めの印象です。
オレンジピールは粒が大きめでほんのり苦みがあり、口の中でクリームと同じくらい主張してきます。
こちらはオレンジピールだけがクリームのアクセントになっていて、たっぷり入っています。
パンもパサパサした感じは同じですが、ヤマザキの方が密度が高い印象です。
セブンがお洒落なカフェ感のある「マリトッツォ」なら……
ザキヤマの「マトリッツォ」は下町で細々と経営してるパン屋さんが子供にせがまれて作ったみたいな温かい人情を勝手に妄想してしまった味です。
銘酒 ナポレオンに対する下町のナポレオン「いいちこ」みたいな……(違う)
なんというか…… その。 えーと……
ジェネリック!
ヘ○ヘ
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リーズナブルだしこの値段でクリーミーハイになれるんだからサイケデリックでいいでしょ?
それに、ザキヤマの「マリトッツォ」は全国で買えますからね。
セブンの『マリトッツォ』は茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県 のみで販売されているみたいです。
今回の事がきっかけで、お取り寄せマリトッツォを色々調べて見たのですが「あのマリトッツォは我がマリトッツォ軍団の中でも最弱!」と言わんばかりの強そうなマリトッツォが沢山あるので、探してみるのも楽しいかもしれません。
おわりに
マリトッツォの見た目が今年一番の衝撃だったと書きましたが––
それまでは xj400 というバイクが盗まれる様子が撮影されたニュース映像で「盗んだバイクで走り出す」という尾崎豊の有名な歌詞を実際に行う生の映像を初めて見て、すげぇロクでもねぇな! って思った絵面が一番でした。
突然話それますけど、リョウ・サカザキっていう伝説の空手家をご存じですか?
しりません? 虎煌拳とか飛燕疾風脚とか… しりません?
家族みんな空手家で… 坂崎さんちの長男の……
友達が足癖の悪い外国人の…… しりませんか。
まぁ、その方の有名な発言で「武器を持った奴が相手なら、覇王翔吼拳を使わざるを得ない」というのがあるんです。
僕、最初聞いたときコイツ何いってんだ? って思ったんですけど、今なら気持ちがわかるんですよ。
最近、甘い物を固く禁止していたんですけど、クリームを持ったパンが相手なら財布の紐を緩めざるを得なかったんです。
それぐらい見た目にインパクトを感じたという話です。
肝心の記事の内容は、結果的にヤマザキの「マリトッツォ」が劣るような雰囲気になってますけど、修正前はセブンと比べて“値段相応のエクスペリエンスが–”みたいないかにもかっこよさげなカタカナで逃げようとしてたんですよね。 でもなんだかんだでこういうのはどっちが美味しいのか、みたいな競争じゃないですよね。
きっと、仲間と遊び疲れた空腹にヤマザキのマリトッツォを頬張りながら缶コーヒーで流し込むのも、休日に自宅で映画鑑賞したあとの余韻の中でセブンのマリトッツォをドリップしたコーヒーで楽しむのも最高の経験です。
ゴールドエクスペリエンス!!
ヘ○ヘ
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みなさんはどんな風に嗜むのが好みでしょうか?(あと本文に一か所だけ“マトリッツォ”っていれときました)
ここまで記事にお付き合い頂き、ありがとうございました。
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