アナグラのshinです。
グリコから発売されているチョコレート「GABA」。 そのラインナップに「for sleep」が追加されました。
寝る前に三粒ほど食べるとよく眠れるとの噂を聞きつけ重度の不眠症である僕も早速食べてみたのですが、「GABA」の効能に不眠症改善の兆しを感じたので、お菓子のレビューではなくGABAの効果がテーマの記事になります。
この記事は機能性表示食品の効果を科学的根拠に基づいて検証しているわけではなく、アナグラのshin(管理人)が摂取した事により、感じた体への影響を書き綴ったものであり、その効果を証明するものではありません。
不眠症の状態
まず、僕の不眠症の状態について説明させて頂きます。
僕の不眠症歴は大体7年ほどで、重度の不眠症です。 今までの職歴で日勤、夜勤と睡眠のリズムが安定しない生活を長く続けていた為か、今現在(2019年10月)自然と眠気が来るものの入眠しづらく、入眠しても眠りが浅く2~3時間と短い状態が続いています。
夜中に何回寝返りを打ったか数えられるくらい眠りが浅く、眠くて意識が微睡んでいる様な状態を睡眠と勘違いする程に恒常化していました。
その為、医者から処方された睡眠導入剤「フルニトラゼパム」を眠れない日が2~3日続いた時に服用する事で、しっかりした睡眠を取り、体力を回復するよう務めているのが現状です。
しかし、根治には至らず寛解と再発を細目に繰り返す日々です。
そんな僕が、グリコの「GABA for sleep」を食べ、GABAを摂取する事で起きた変化を下記にレポートさせて頂きます。
GABA forSleepを9粒も食べてしまいました。
箱の裏には色々と説明が書いてあるのですが、たかがお菓子と侮っていた事もあり、その説明を読みもせず、就寝2時間前くらいに9粒ほど頂きました。
結果、朝まで約6時間ほどぐっすり眠る事ができました。
起きた後もしっかりした眠気があった為、二度寝で更に2時間ほど眠り、計8時間の睡眠を取る事ができました。
眠りの感覚としては睡眠導入剤の「フルニトラゼパム」を服用した時より少し効果が弱めの感じですが、体への負担がGABAの方が軽く、起床後も頭がスッキリしているので、GABA for Sleepの効能にそこまで期待していなかった事もあり驚きました。
睡眠導入剤とGABAの効果の違い
僕の場合、になりますが、フルニトラゼパムを服用した際の睡眠導入時は、始めに四肢に力が入りづらくなっていき、次に軽い酩酊状態に似た感覚に陥ります。 その状態のまま横になればストンと夢も見ない様な深い眠りに落ちるのですが、 起床時は薬の作用が抜けきらない所為か、強い眠気と倦怠感が半日、酷い時は終日のこり、しっかり睡眠を取った事による体力の回復を実感できるのは、薬の作用が完全に抜けきってからになります。
それに対してGABA(今回は9粒食べたので約300mg摂取)の場合は、自然な眠気が訪れ、横になり目を閉じてから大体15分くらいで夢も見ない程の深い眠りに入り、気づくと窓の外が明るく、眠気はあるものの、倦怠感がない状態でした。 普段から睡眠が浅く短いので、眠れるならと二度寝をして起床後は久しぶりにスッキリと目覚める事ができました。
Gamma-Amino Butyric Acid(略してGABA)
効果に驚いて初めてパッケージの裏を確認しました。
「本品にはγ-アミノ酪酸(GABAの日本名)が含まれています。γ-アミノ酪酸には、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の改善に役立つ機能があることが報告されています 。」と明記されており、一日にの摂取目安は12.5g(3粒でGABAの含有量は約100mg)を目安にと記載されているので、9粒食べた僕は、食べすぎだった様です。(起床後も2時間ほど眠気が取れませんでした。)
たかがお菓子と侮っていましたが、快眠の要因はγ-アミノ酪酸にある様です。(僕の勉強不足でした。 GABAはすごい!)
このGABA(英語では Gamma-Amino Butyric Acid:日本語ではγ-アミノ酪酸)がどういうものなのか調べてみると、色々と難しい話が出てくるのですが、ざっくり言うと、脳の中枢神経系で働く、抑制神経伝達物質の一種で、抗ストレス作用、頭脳や神経の疲労回復など数々の効能が研究によって認められており、不眠症状の緩和もその中の一つに挙げられています。
また、最近の研究で食品として摂取する事によるGABAの有効性も認められた為、GABAを配合した食品や、サプリメントなどの商品化が増えている様です。(以前は食べて摂取してもGABAの成分はほとんど脳に到達しないので有効性は低いとされていたようです。)
GABAの含有量
グリコのGABAは赤いパッケージのミルクチョコレートと、金色のパッケージのビターチョコレートの二種類がありますが、こちらのGABA含有量は1粒あたり約5.6mgなのに対し「睡眠の質を高める」と青いパッケージに銘打っているfor sleepは1粒あたり約33.3mgと多く含まれています。
味は一粒の大きさがミルクチョコレートに比べて大きい為か、for sleepの方が甘く感じます。
パッケージの裏書には摂取上の注意とし下記の事が明記されています。(一部抜粋)
- 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が促進するものではありません。 降圧薬を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。
- 本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
- 本品は、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。
- 疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談して下さい。
- 体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。
- 摂取の方法:おやすみ前にお召し上がりください。
といった注意書きがあるので、よく読んで理解した上で購入する事をおすすめします。(いきなり9粒も食べて寝すぎた人もいるので……)
続けてみます。
飽くまで僕の場合となりますが、医師、薬剤師に相談した結果、睡眠できるなら睡眠導入剤は服用しないで良いとの事で、GABAの摂取は問題ないとの事でした。
と言う事で数日分、購入してきました。
普段の夕食にデザートとして、就寝2~3時間前くらいに食べる生活を一週間程度続けてみようと思います。
効果に個人差があると思うので、メーカーから推奨されている一日3粒摂取での効き目を確かめながら日々食べる個数を調整しつつ進めて行き、不眠症改善の一助になるかレポートを続けますので、気になる方はまた読みに来てくださいね。
ここまで記事をお読み頂き、ありがとうございました。
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