【硬め】硬さ別リストレストの使い心地【柔らかめ】

パソコンを使った作業でキーボード入力が多い方にとって、手首の疲労軽減や腱鞘炎の予防を目的として、リストレストは重要なアイテムだと思います。

材質、固さ、厚みなど様々な要因で使っているキーボードの使い心地まで変わってしまう物なので、購入の際はついつい慎重になってしまいます。

僕は腱鞘炎もちの合併症なのか、使っていて満足しているリストレストがあるにも関わらず、他の物も気になってしまい試したくなってしまう病の為、無駄にリストレストをもっている状況です。

いくつかの種類の使い心地を実際に試してみた感想を記事にしましたので、リストレストの購入時、自分に合った物に最速で辿り着く為の参考になればと思います。

この記事では特に「硬さ」と使い心地の違いをレビューしていきますね。

クールジェルと低反発クッションで柔らかいリストレスト

柔らかくヒンヤリしてサラサラのさわり心地です。
  寸法

長さ

457mm

88mm

厚さ

22mm

『キングストンHyperX Wrist Rest』はクールジェルが注入された低反発クッションで、ヒンヤリと冷たくサラサラのさわり心地で、今回紹介するリストレストの中では最も柔らかいリストレストです。

クールジェルのヒンヤリした感触で、特に夏場の暑さの中、効果のありがたさを実感したアイテムでした。

良く伸びる生地です。

摩擦に強いステッチ加工が施された表面はサラサラとしていて滑りが良く、裏側のグリップ力も高い為、キーボードのホームポジションから四隅のキーを打つ時に手首を滑らせるのが容易で、リストレストが手首との摩擦で引っ張られズレる事はありません。

クールジェルと低反発クッションはリストレストとしては柔らかい部類の固さですが、手首への負担は軽く、腱鞘炎の手首でも痛みが出ずらいので、腱鞘炎の予防はもちろん今現在腱鞘炎の方にもおすすめのリストレストです。

ただ、柔らかい材質の為、タイピング時の指の力がリストレストに吸収されるので、キー荷重が重めのキーボードを使っている方は余計な力が入るぶん手指が疲れやすいかもしれません。

こちらの記事でも詳しく紹介していますよ。

高機能ウレタンフォームで適度な固さ

画像はMサイズの17mm厚です。
サイズ S M L

長さ

305mm 365mm 445mm

80mm

80mm

80mm

厚さ

17mm(12mmも有り)

17mm(12mmも有り)

17mm(12mmも有り)

 

『FILCO Majestouch リストレスト “マカロン”』は若干固めのリストレストで、今回紹介しているリストレストの中では最もタイピングの打ち心地が良いと感じる物です。

しっとりとしたさわり心地で高級感があります。

表面は「ウルトラスエード」という加工がされており、名前の通りスエード生地のようなしっとりとした滑らかなさわり心地です。

手を乗せていると、素材の質感も相まって手首が温かい感覚で、冬場の寒い時期に活躍しています。

『FILCO Majestouch リストレスト “マカロン”』の固さは若干固めながらも、指で押すと反発を感じる弾力があり『キングストンHyperX Wrist Rest』と比べると、キータイピング時に安定感があり、沈み込みが少ない分、手指の疲れも感じにくいです。

この弾力は高機能ウレタンフォーム「マイクロセルポリマーシート」の性質により、ヘタリに強く劣化が起きにくい素材なので、長く使えるかな? と期待している機能です。

テーブルにペタッとくっつく感じで安定します。

裏側のグリップは吸いつく様にピッタリとくっつく感じで、全くずれません。

色も6色展開でサイズも豊富なので、自分に合ったモノを見つけやすいリストレストだと思います。

木製のリストレスト

材質が硬いほどタイピングがしやすい印象です。

これは、個人でリストレストを手作りしている方のオーダーメイド品になりますが、一番硬質なリストレストの使い心地として紹介させていただきます。

使い心地は、木製なので、テーブルに手を置いてタイピングしているのと変わりなく、安定感、打ちやすさ共に最高です。(僕は腱鞘炎持ちなので、クッション性がないと手首痛くなります。)

材質が硬いとキーボードと高さが合わなかった時、かなり使い辛いです。

キーストロークが深めでキー荷重の重いキーボードを使用している方にはピッタリだと思います。
(HHKB用に作ってもらった物で最高の打ち心地だったのですが腱鞘炎が……)

まとめ

今回は、柔らかめのリストレストから木製の固いリストレストまで『固さ』別でリストレストを紹介しましたが、個人的に一番お勧めしやすいのは『FILCO Majestouch リストレスト “マカロン”』ですね。

固さも柔らかすぎず、硬すぎず、グリップ力も高いしさわり心地も良ければ色もサイズも豊富。 キーボードを買い換えたら、まずはこれを買っておこうと考えているくらい合わせやすいです。

タイピングが最も安定して打ちやすいのは木製のリストレストで、手首に優しいのはクッション性が高いリストレスト『キングストンHyperX Wrist Rest』でした。

硬ければ硬いほど、タイピングしやすく、柔らかければ柔らかいほど手首への負担が少ない印象でした。

ここまで記事をお読み頂き、ありがとうございました。

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